受けループに入れようとしていたけどパーティに採用されなかったポケモンを紹介します。順番は書きたくなった順なのでバラバラです。
1.道連れテツノブジン
時期:シーズン9(8/1〜8/31、レギュレーションD2ヶ月目)
使用回数:5回
持ち物:ブーストエナジー
テラスタイプ:ゴースト
育成:おくびょうCS252(4余らせる、個体値は6V)
確定技:シャドーボール、みがわり、みちづれ
選択技:ムーンフォース、アンコール、ちょうはつ
7世代のメガゲンガー入り受けループのような形を目指そうと思った。シーズン9はデカロク(ディンカイサーフパオカミウーラ)全盛期だった。クレベースがいないドヒドラキラッシャ軸の受けループは電気テラバパオジアンをフェアリーテラスヘイラッシャで受け悪巧みサイコショックサーフゴーを悪テラスラッキーで受ける。そのためこの2体がいるときテラス受けを2体に強要され受けが崩される。8世代の相手のダイマックスをこちらのダイマックスで受けるという受け方に倣って、9世代でも相手のテラスタル(火力上昇や技範囲が広がる)をこちらのテラスタルで受ける、相手がテラスタルしないならこちらもテラスタルしないで受けるというやり方をしたい。上の状況ではサーフゴー受けに悪テラスラッキーを使うのがもったいない。ということで、パオジアンとサーフゴーがいる場合に出せるポケモンとして考えたのがこのテツノブジン。
【初手パオジアンと対面した場合】
相手はSアップテツノブジンを見てサーフゴーに引いてくるはずなので、みがわりを選択。2ターン目、出てきたサーフゴーに対してシャドーボール。相手の攻撃をみがわりで耐える。3ターン目シャドーボールでサーフゴーを倒す。
【初手サーフゴーと対面した場合】
1ターン目みがわりで様子見。でんじはなら身代わりが残り、2回攻撃して倒す。攻撃の場合、次のターンみちづれでサーフゴーを持っていく。
【ダメなところ】
・サーフゴーがテラスタルによりシャドーボールを2耐えする場合があり破綻
・そもそもH振りサーフゴーに対してシャドーボールが確定2発ではない(メガゲンガーより火力がない)。
・初手サーフゴーと対面してみがわりを選択すると、2ターン目引かれる(メガゲンガーと違う点。相手がゴーストなのは無視するとして)。ブジンは一度引っ込めるとブーストエナジーが無くなるので上から攻撃されるポケモンが多くなってしまう。
・相手のサーフゴーのシャドーボールがブジンに対して確定1発ではない。むじゃきD0でも倒れることはできないので、1ターン目みちづれの作戦ができない。
【試してみて良かったこと】
サーフゴーの耐久ラインが少しわかった。みんな意外と耐久振ってた。それと、みちづれが警戒されないことがない(二重否定による強調)ことがわかった。耐久値最低のブジンの厳選難易度がやばそうなので厳選することにならなくて逆に良かった。また、この後イーユイ入り受けループができて良かった。
2.シザークロストドロクツキ
時期:シーズン5(4/1〜4/30、レギュレーションC1ヶ月目)
使用回数:0回
技:じしん/シザークロス!/はねやすめ/何か
当時流行っていたチオンドクガに強いポケモンを探していた。まずチオンジェンへの打点を探した。虫技のとんぼがえりはチオンジェンへの打点となるが、交代先にやどりぎが入り、交代してしまうのがデメリットとなる。よってシザークロスに目をつけた。しかし、努力値はHDにするとして、A無振りシザークロスがHBチオンジェンに対して45.8〜56.2%とダメージが少なすぎる。考察段階で思いとどまれて良かった。ちなみにチオンドクガには無限に負けていた。後のシーズンでゴチルゼルやキノガッサによりチオンジェンを対策できるようになった。
3.欠伸TODヘイラッシャ
時期:シーズン10後半(9/13〜9/30、レギュレーションD+オーガポン、ともっこ、ヤバソチャ、カミッチュ)
使用回数:10回以上
持ち物:たべのこし
テラスタイプ:フェアリー
特性:てんねん
育成:ずぶといH252B220S36
技:あくび/まもる/みがわり/ねむる
TOD製造機のみがわりヘイラッシャ(じわれ/まもる/みがわり/ねむる)はじわれすらいらないのでは?と思い、あくびを採用したノーウェポンヘイラッシャ。あくびにより時間とターン数を稼げてたべのこしの回復がしやすそうと思っていたが、上手くいくことはあまりなかった。あくびでターンを稼ぐことで受けの範囲を広げられる訳ではない、セグレイブやパオジアンやサーフゴーに暇なターンじわれを撃てる方が強い、はたきおとす持ちが増えてたべのこしが機能しなくなったなど没になった理由はいろいろあった。結局シーズン10はゆきなだれとじわれ採用のヘイラッシャを使った。岩オーガポンが頑丈なので、ゆきなだれがある方が良かった。
4.鈍いヘイラッシャ
時期:シーズン6(5/1〜5/31、レギュレーションC2ヶ月目)
使用回数:3回
持ち物:おんみつマントorゴツゴツメットorカゴのみ
テラスタイプ:フェアリー
特性:てんねん
育成:わんぱくH252B252A4
技:ゆきなだれ/ボディプレス/のろい/ねむる
シーズン5で初めてヘイラッシャを使い、ヘイラッシャの強さがわかった。ただ、ヘイラッシャは強いが持ち物がたべのこしで固定されてしまう点が気になった。シーズン6はいろんなポケモンを使おうと思い、モスノウを使ってみた。モスノウの持ち物はたべのこしが一番使いやすく、ヘイラッシャをパーティから抜いたおかげで使う機会ができて良かった。その時の物理受けはクレベースを使っていた。クレベースは「てっぺき」により要塞化して、たまにとても簡単に試合に勝てる。ヘイラッシャの技を見たところ「のろい」があることを発見し、要塞ヘイラッシャが実現できるのではないかと考えた。
実際は、テンプレのたべのこし型の方が対応範囲が広くて強いと感じた。のろいをしても一撃技には怯えることになるし、たべのこしが無いせいでセグレイブやパオジアンがキツくなった。特殊アタッカー相手には交代しなければならなくて、サイクルを回すとランク上昇がリセットされる点も使いにくかった。回復技がねむるなのも使いにくい要因なのかもしれない。パオジアンへの打点として採用したボディプレスだけは悪くなかったように思う。
5.超ラウドボーン
時期:シーズン5(4/1〜4/30、レギュレーションC1ヶ月目)
使用回数:3回
テラスタル使用回数:1回
持ち物:おんみつマント
テラスタイプ:エスパー
特性:てんねん
育成:ずぶといH252B228S28(アーマーガア意識のS振り)
技:フレアソング/おにび/みがわり/なまける
当時受けループの天敵の一人であるエルレイドが微増していた。エルレイドの一致技であるエスパーと格闘を両方半減以下にできる唯一の単タイプがエスパーである。そこで、いたって普通のラウドボーンのテラスタイプをエスパーにしてみた。ちなみに同じ構成のフェアリーテラスラウドボーンはカイリュー、セグレイブ、トドロクツキ、ガブリアスといった物理ドラゴンを受けることができ、持ち物おんみつマントによりキョジオーンに強く、みがわりで受けポケモンに強い。
非常に残念なことに採用してからエルレイドに当たらなかった。また、げきりん無効などのフェアリーテラスの強みが無いことで選出しにくかった。
実はエルレイドの他にクエスパトラを見たいという理由があってエスパーテラスを試していた。おんみつマントによりルミナコリジョンのDダウンが無くて、アシストパワー型はエスパーテラスで反撃できる…と思いきや、アシストパワーを半減してもダメージが大きすぎて安定しないことがわかった。想像していた強さと違ったことや他に使いたいポケモンができたことなどが理由でパーティから抜けてしまった。
とりあえずここまでです。構築記事と仲間大会以外の記事も気軽に書いていきたいです。
この記事自体に価値があるかどうか一瞬考えたのですが、価値とか関係なく書きたいことをのびのびと書いていきたいですね。
今月、リアルが忙しすぎて泣きそうなんですが泣いていいですか?ありがとうございます泣きました。