こんにちは受けルーパーのエモルガです。悔しい想いで記事を書きます。今回はめっちゃ強い受けルーパーのイチゴさんが主催する仲間大会「TOD最強決定戦」に参加しました。1位とりたかった…
大会概要
大会名:TOD最強決定戦
主催:イチゴ「」さん(@HDToxapex)
ルール
変化技のみ覚えさせたポケモンで戦います。3対3ということで、選出画面では初手のみ決めます。
構築経緯
まず方針を決めました。この大会は相手を一気に削る手段が無く総合時間が8分しかないので、受けループミラーのような対戦が発生すると考えられます。ランクマの受けループミラーで自分が勝つ場合、数的有利をとる勝ち方が多いです。ポケモン3対3で対戦時間が切れる形の判定勝ちになったことがほとんどありません。崩すのが自分の得意分野だと思ったので、相手を崩す方針でいくことにしました。以下のようにダメージソースを考えてみました。
ダメージソース→すなあらしの砂ダメージ、ステロまきびしどくびしの設置ダメージ、毒ダメージ、火傷ダメージ、やどりぎのダメージ、ゆびをふるで出た攻撃技のダメージ、わるあがきの反動ダメージ、わるあがきで与えるダメージ、いたみわけ、呪い、トリック(くっつきバリくろいヘドロ)、ゴツゴツメット
なんかイメージしにくいな〜と思って、仮想敵を絞って具体的に考えることにしました。崩すのが難しそうなサーフゴーを仮想敵としました。ここでの崩すとは、ダメージレースで有利をとるまたは引かせるという意味で使っています。かたやぶりのポケモンがとくせいガード持ちのサーフゴーに挑発すると挑発が通りません。サーフゴーはみがわりとじこさいせいを持っているものとして、ここを崩そうと思いました。
とくせいガードサーフゴーを崩す方法として、マジックルームに注目しました。まきびし+マジックルームを覚えるクレッフィと挑発+くろいまなざしを覚える特性型破りのルチャブルを見つけました。上手く組み合わせると、サーフゴーを引かせることができてわるあがきの反動ダメージかまきびしダメージを与えて割合で勝てそうです。この戦術はサーフゴー以外にも応用がききそうなのでこれを軸としました。
ラスト1体はとくせいガードブリムオンにしました。下からバトンタッチでルチャブルに繋げられると強そうです。それぞれの型については個体紹介で詳しく書きます。構築を組む際に、自分の作戦を相手も使ってきた場合に対応できるようにするということを意識しました。例:くろいまなざしをゴーストテラスで対策。
個体紹介
イルミーゼのメロメロ対策で全員メス。時間の都合で今回はC0厳選をしませんでした。
ルチャブル@メンタルハーブ(あく)
調整意図:上から挑発を入れるため最速、わるあがきの与ダメを減らさない性格ようき、TODのHP総量意識でHぶっぱ、わるあがきの被ダメ意識で残りB
エースです。実質アタッカー。
技構成は、相手のポケモンを崩すための「ちょうはつ」+「くろいまなざし」、HP管理のための「はねやすめ」、状態異常対策の「みがわり」としました。みがわりの枠だけ少し迷いました。ねむるとかでも良かったかもしれません。
クレッフィからルチャブルに直接引く際、相手の挑発連打で負けないようにメンタルハーブを持たせました。
テラスタイプは悪です。いたずらごころの変化技を無効にするためです。上からの挑発でルチャブルが止まることがないようにしています。
炎オーガポンの上から挑発でき、立ち回りやすいのが良かったです。ルチャブル強いのにルチャブル使いと1回しか当たりませんでした。最高のポケモン、選出率1位。
クレッフィ@ゴツゴツメット(ゴースト)
調整意図:相手の上からのいたずらごころ挑発を嫌って最速、わるあがきの与ダメを減らさない性格ようき、TODのHP総量意識でHぶっぱ、わるあがきの被ダメ意識で残りB
いたずらごころで必ず仕事をするポケモンです。マジックルームとまきびしを両立するのがクレッフィとドーブルだけでした。
技構成は、ルチャブルのハメを成立させやすくする「まきびし」+「マジックルーム」、ゆびをふるの攻撃ダメージや火傷を回復できる「ねむる」、相手のメンタルハーブを消費させることができる「いちゃもん」としました。
いちゃもんを最後に思いつきましたが、良い技でした。メンハを消費させるという狙いが一度決まって良かったです。他の候補はふういん、すなあらし、まもるとかでした。
持ち物は何でも良かったんですが、本当に何でも良いわけではなくトリックで相手に渡っても良いものを選びました。例えばひかりのこなだとルチャブルの挑発が当たらなくて良くないので、ゴツゴツメットにしました。一応わるあがきに当ててダメージを稼げそうです。
テラスタイプはゴーストです。かげふみやくろいまなざしを対策しています。
ゴーストテラスが予想以上に役立ち、ゴチルゼルやハバタクカミに捕まらずに仕事をしてくれました。どくびしが効かない鋼タイプというのも良い点でした。最高のポケモン、初手率1位。
ブリムオン@とくせいガード(はがね)
技配置ミスった…
調整意図:下からバトンタッチするため最遅、TODのHP総量意識でHぶっぱ、ゆびをふるで出る技は物理技が多いのでBぶっぱ、残りD
技構成は、便利な交代技「バトンタッチ」、HP管理のための「ねむる」、実質攻撃技の「いたみわけ」、ねむりたくない時に回復できる「いのちのしずく」としました。
この枠は特性ガードサーフゴーにしようと思っていましたが、マジックミラーの方が強そうなのでサーフゴーを使うのをやめました。下からバトンタッチするため、エーフィではなくブリムオンにしました。
テラスタイプは鋼です。砂ダメージと毒ダメージを無効にします。17秒の時間稼ぎで一度切りました。
マジックミラーの交代技持ちというのが本当に優秀で、ブリムオンのおかげでルチャブルを動かしやすかったです。かげふみゴチルゼルの前でクレッフィとクルクルしたりもしました。それと、ねむる+ふういんの戦術をすり抜けていのちのしずくで回復するという動きができたのが良かったです(考察段階で気付かなかった)。最高のポケモン、後発率1位。
結果
11勝2敗、最高1645/最終1625、最終順位3位/34位
最後負けてしまいました。せっかく勝率が良かったのに潜り続けず休んでいたのが良くなかったです。
使用率はこんな感じでした。
反省や感想
・挑発とほえるを覚えるオノノクス軸でも良かったかもしれない。
・いたみわけを有効に使うため、ブリムオンのHPを高めずにH個体値0努力値無振りでも良かったかもしれない。
・どんかんの存在を忘れていた。
→エンニュート。挑発が効かないのがすごい。しかもルチャブル116族、エンニュート117族。
・ガラルマタドガスの存在を忘れていた。
→やばすぎ。メンハ持ちでなければルチャブルで対応できそう。メンハ持ちならどくどく読みみがわりか挑発読み挑発かの択ゲーっぽいです。ガラルマタドガスが潜り続けるのが怖くなった原因。
・マジックルームの撃ち合いになる対戦はなかった(もうちょっといると予想していた)。
→一度だけ相手のマジックルームを観測しましたが、撃ち合いではなかったです。そもそもそんな時間ない。
・スカーフトリックやスカーフ挑発キツい。
→いると思っていたけどあまりいなくて助かった。
・ねむるがキツい。
→特にサーフゴーのねむる。でもいなかった。
・構築で勝敗が決まらずにプレイングで決まる試合があり、面白かった。
・最終戦はとくせいガードサーフゴーを崩せずに負けてしまった。あやしいひかりをされて混乱してしまった(自分が)。
スペシャルサンクス
・村雨ルトラさん
最遅コレクレー(はこ)を交換してもらいました。今回は採用に至りませんでしたが、考えられる戦略の幅を広げることができました。ありがとうございました!
・やかまっしー
フレ戦ありがとうございました。意外と総合時間が少ないことがわかって良かったです。ぼくの剣舞バトンマニューラからの鉢巻ステラゆびふりかいりゅーというさいきょーせんじゅつが通用しないことがわかって良かったです。あと構築名考えてくれてありがとう。
・イチゴさん
主催お疲れ様でした。大会楽しかったです!