こんにちは!エモンガとカイリューと受けループが好きなエモルガです。お久しぶりです。
4月は諸事情によりあまりポケモンをできなかったのですが、最終日2〜3日前くらいから対戦数を重ねるとそこそこ勝てて楽しかったので記事に残します。←こういうこと書く人あんまり好きじゃない()
今回はヒードラン(と襷ドヒドイデ)が活躍した純正受けループの構築を紹介します。
コンセプト
・純正受けループ
全ての相手のポケモンに対して自分のポケモンが後出しから有利対面を作り、回復手段により何度も後出しできて、定数ダメージなどで相手を削り時間内にダメージレースを制することを狙う戦術を受けループと言います。パーティのポケモン全員が回復手段を持つとき純正受けループと言います。今回は、環境に刺さっていることと自分が使いやすいことを意識して構築を作りました。
構築経緯
レギュレーションFの受けループは主に2種類あります。みなさんご存じでしょうか?まずorionさん。
これはS14のときのorionさんの構築です。基本選出はグライハピラッシャです。
続いてイチゴさんの構築。S15のものです。多い選出はドヒドツキクレセです。
両者ともに強い人であり、語ると長くなってしまいますが、簡単に2人の特徴を述べようと思います。orionさんは基本選出を信用しています。グライハピラッシャの選出を極めまくっています。この3体にシナジーがあります。イチゴさんは相手に応じて出すポケモンを選ぶというのがorionさんよりも強いです。相手の1体のポケモンに対してこっちの1体のポケモンで対応することを考えています。2人のドヒドイデやヘイラッシャ、グライオンに対する考え方は全然違っています。orionさんは、ドヒドイデを毒をまいてどくびしを回収するポケモンと考えているはずです。イチゴさんは、ドヒドイデを受けポケモンとして捉えているはずです。ゴツメフェアリーテラスドヒドイデはウーラオス受けですし、過去の炎テラスたべのこしドヒドイデは炎オーガポン受けです。ヘイラッシャやグライオンは、言い方は悪いかもしれませんが誤魔化し性能が高いです。特定のポケモンを相手するのではなく、環境ポケモンを広く見ることができます(例えばグライオンはディンカイサーフに強い)。もう少し言っておくと、orionさんは基本選出を極めまくっているので経験が重なり読み行動が上手くなって強いのでしょう。
結局長めに語ってしまったような気がしますが話を進めます。今回僕が注目したのはイチゴさんのクレセリアです。おんみつマント鋼テラスのHDで、挑発アカツキガチグマに強いです。このクレセリアを使いたいと思いました。イチゴさんの受けループはハピナスの選出率が低いらしく、また、ディンルーに弱いと思いました。そこでハピナスを使い慣れたラッキーにしてもいいんじゃないか?と思いました。
ディンルーに強いポケモンとしてグライオンと水オーガポンが思い浮かびました。今回は、ディンルーに単体で強い水ポンを使いたいと思いました。イーユイ受けをラッキーに任せることにして、トドロクツキを水ポンにしました。
水
(水ポンの画像見つからなかった)
これで結構広い範囲のポケモンと戦えると思ったので潜ってみて穴を確かめることにしました。レート1700くらいまで順調に上げたところで、ジャローダに当たりました。え…誰もジャローダに勝てないじゃないですか????!!!
トドロクツキがいないのでジャローダに弱いです。どうしようかな~と考えて、ヒードランを入れることにしました。さらにパーティー全体を見直すことに。
・ヘイラッシャの型を炎テラスからいつものフェアリーテラスに変更。
・ドヒドイデの型をフェアリーテラスゴツメから草or鋼テラスのタスキへ変更。
これらの3点を見直しました。ここで、ドヒドイデラッキーヘイラッシャを基本選出としました。この選出がそこそこ環境に刺さっていると思いました。これは、ドヒドイデで毒をまいたりこだわりトリックを受けたりして、特殊受けのラッキーと物理受けのヘイラッシャを強く動かせる選出です。結果6割前後これでいきました。
水
この、基本選出+補完枠の組み方ができたのが良かったです。この考え方はorionさんに近い…はず、たぶん。グライオンはいませんが結構良いパーティーになったんじゃないでしょうか。これでレート1800くらいまで上がったので、後は水ポンの構成を整えたりしながら最後まで潜りました。補完枠が全員ブリジュラスと戦えるのがオシャレポイント。
個体紹介
ドヒドイデ@きあいのタスキ(はがね)
タスキドヒドイデです。いのちがけコノヨザル、シアコパオジアン、タケルライコなどの前で居座れて良かったです。初手どくびしを選択するかどくどくを選択するか難しく、どっちか当てていたら…というのが2試合ほどありました。構築に地面がいないので、ボルチェンポケモンがいる場合はどくびしを選択するのが良い気がします。後はサイクルを回す鉢巻パオジアンにいっぱい行動されたくない場合も。イーユイのような高火力ポケモンに対してはどくどくが良いことが多いです。悪巧みイーユイに居座れるのがGOOD、最高のポケモンです。攻撃技どくづきは水ポンへの打点。鋼テラスは鉢巻飛行テラバカイリュー意識ですが草から鋼に変えた後は当たりませんでした。当然。
あと、細かい話ですが努力値をBからDに少し回しても良かったかもしれません。
ラッキー@しんかのきせき(あく)
2023年6月7日から使い続けていたラッキーの型を変更しました。どこが変わったかわかりますか?(わかるわけない)
答えは…「S個体値を18から3にしてS実数値を64から56にした」です。最遅ガオガエンのSが58で、ガオガエンの下から行動してたら勝ってたな…という対戦がありました。もちろん最遅ガオガエンの上をとって勝てる対戦もあると思うのでSを変更するのが必ずしも良いこととは限りませんが、なんとなく気持ち悪かったのでSを57にしました。すると、同速のアカツキガチグマを観測してしまいました???!!?S個体値0の無補正アカツキはS実数値57のようです。あくび、つきのひかり持ちはSを下げることがあるんだな〜と学びました。そこで、S実数値を56にしました。これは4振り35族と同速になってしまうのですが、ラッキーがヘイラッシャやキョジオーンの前で行動することはあまりないだろうということで、そうしました。役割対象と同速の方がやばいので。なぜ同速がやばいかというと、相手に下から攻撃される→上から攻撃される、のように2回行動されてしまったりして安定性が欠けるためです。
Aに振っていない霊獣ランドロスのような火力の低い物理ポケモンの攻撃をおさえてちきゅうなげで攻撃できるのが強かったです。トリックは気合いで誤魔化しました(ハピナスとの違い)。ラティオスラティアスとのめいそう積み合い勝負を何度も制しました。最高のポケモン。これからもずっと一緒に戦おう。
ヘイラッシャ@たべのこし(フェアリー)
噂の4振り35族です。特に書くことはないですがじわれで無理なポケモンをいっぱい倒してくれて良かったです。レイスポスとか。4振りはDでもいいかもしれません。
クレセリア@おんみつマント(はがね)
ここからは補完枠の紹介です。クレセリアは鋼テラス込みでアカツキに強くて良かったです。余裕があるときはじわれ受けで出したりしましたが、ランドロスのとんぼがえりが痛かったです。ブリジュラスをちまちま削って勝つことがありました。
A0を持っていないのでA4です。
オーガポン(いど)@いどのめん(みず)
S14で118位のserahループさんの水ポンを参考にしました。
ちょうはつの枠をウッドホーン、みがわり、アンコール辺りと悩んで、増えていたドオーに撃つと強そうなちょうはつにしました。 ブリジュラスのC特化メガネりゅうせいぐんを50%で耐えます。ギリギリ。ブリジュラスにやどりぎを入れる動きがそこそこ強かったです。エルフーンなどの草タイプがいたら出してたんですが、出してもやることがないので困っていました。いろいろなポケモンに強くて良かったです。←そのいろいろを書きなさい←思い出したら書きます
ヒードラン@とくせいガード(くさ)
大活躍したヒードランです。S16で825位の杉浦さんのヒードラン丸パクリです。
ふんえんでやけどを狙えるのとパワージェム2発で炎ポンをだいたい倒せるのが強かったです。ジャローダ受けとして採用したので最初はあつぞこブーツを持たせ、パワージェムでなくちょうはつにしていましたが、炎ポンに役割を持たせた方が強そうということでこの型にしました。とくせいガードはかたやぶりの特性無効効果を無効にします。
サーフゴーと対面すると引いてくれるのがありがたかったです。Dに振っていないので実は役割集中で少しでもヒードランを削られるとキツかったりします。ヒードラン、ラッキー、ヘイラッシャという選出をしたときのトリック受けにもなりました。また、草テラスにより2回当たったキノガッサに勝てたのが良かったです。渦カイリューが増加していて、そこに強いのも良かったです。渦に強いのはラウドボーンとの違いです。グライオンは渦にそこそこ強いですが。ヒードランの弱い点として、ハバタクカミの2倍たたりめ2発でやられてしまうというようなゴリ押しされがちな点を感じました。
A0を持っていないのでA31です。
構築について
今回こだわったところ→ラッキーのS、ヒードラン、ドヒドイデの型、信用できる基本選出を作ったところ、構築全体でブリジュラスとそこそこ戦えるようにしたところ
甘いところ→水ポンの調整や技、ドヒドイデのテラスタイプ、(ヒードランの技)
対策できていないポケモン→トドロクツキ、呪いキョジオーン
構築の補完枠の見た目はヒードランと水ポンのタイプ受けサイクルですが、この2体を一緒に出すことはあまりなく、○○+ラッキー+ヘイラッシャの選出が多かったです。特殊受けのラッキーを出さずにクレセリアで頑張ることもありました(メガネハバタクカミを切ってアカツキを重く見るなど)。
感想
最終3桁嬉しいです!良かったです。最終日は3桁と4桁を反復横跳びしていて、もうこれが限界というところで終わりました。最終日は3桁の強い人達と戦えて楽しかったです。
3月後半~4月中旬くらいの期間、何をしていたのか…その辺の事情を記事に書くかもしれません。もし書くなら、S16の振り返り記事を下書きのまま残しているので推敲してそこに書き加えつつ公開することになりそうです。
レギュレーションGはどうなってしまうのでしょうか。受けループの天敵はブラックキュレムですかね?相手のムゲンダイナもやばそう。次のシーズンも楽しみたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
最高レート1916